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よくある問合せ

Q1.青森県産農林水産物の放射性物質の調査はどのように行われていますか?

A.
 県では、平成23年7月から主要品目全般について調査を実施していましたが、
 平成29年度からは国のガイドラインに基づき、

 ・県産農林水産物の主要品目のうち、海外へ輸出している、または輸出が見込まれる品目
  (米、ながいも、りんご、ぶどう)
 ・野生きのこや水産物などの栽培・飼養管理が困難な品目

 を中心に計画を策定し、収穫・漁獲期に応じて順次調査しています。

<水産物について>

 水産物の調査は国(水産庁)と連携して実施しています。調査結果については下記リンクよりご覧ください。 青森県水産振興課「水産物の放射性物質調査結果について」

<過去に実施していた調査品目について>

・牛肉について
 牛肉は平成23年(2011年)8月から安全性確認のための全頭検査を実施し、これまで約16万頭を検査した結果、放射性物質の検出がなかったことから、令和元年度(2019年度)で検査を終了しました。
 (これまでの検査結果は、このホームページで検索・閲覧できます。)

・流通食品について
 県内に流通している食品についても、平成23年(2011年)から検査を実施していましたが、県内産の野生きのこ以外は全て基準値を下回っていたため、国のガイドラインの改正に伴い、平成29年度(2018年度)で調査を終了しました。
 (県内の野生きのこについては、過去に基準値を超過する放射性セシウムが検出されたため、山から採取したサンプルにより調査を継続しています。)
 これまでの検査結果については、下記リンクよりご覧ください。  青森県保健衛生課「流通食品の放射性物質検査について」

Q2.放射性物質の測定方法について教えてください。

A.
<測定方法について>
・測定は、ゲルマニウム半導体検出器またはNaI(Tl)シンチレーション検出器を用い実施しています。
・NaI(Tl)シンチレーション検出器による測定は、厚生労働省の「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」に基づき実施しています。
・測定場所ごとの測定機器は下表のとおりです。測定場所は、各検査結果の備考欄をクリックしてご覧ください。

測定場所(検査機関) 測定機器
民間検査機関 ゲルマニウム半導体検出器
上記以外 NaI(TI)シンチレーション検出器  (注)
  注)令和元年度まで実施(県が測定場所に機器を貸与)


<測定結果について>
・測定値が検出限界値を下回った場合、「検出されず(<*.*)」と表示しています。(<*.*は検出限界値)

【補足:野生きのこ類について】
  ・野生きのこ類の測定結果は、平成30年度(2018年度)までは、検出値が5Bq/kgより低い場合、一律で
   「検出なし(<5.0)」と記載しています。
  ・令和元年度(2019年度)以降は、検査機関の測定結果を記載しています。

Q3.これまで青森県産で基準値を超えた農林水産物はありますか?

A.
<野生きのこ類>
 平成24年10月に、チチタケ(十和田市)、ホウキタケ(階上町)、サクラシメジ(青森市)から基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、3市町産の野生きのこ類に対し、国から出荷制限要請が指示されました。(十和田市及び階上町:平成24年10月26日付け、青森市:平成24年10月30日付け)。
 また、平成25年9月20日に、鰺ヶ沢町のサクラシメジから、基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、同町の野生きのこ類に対し、平成25年10月1日付けで国から出荷制限要請が指示されました。
 このうち、ナラタケなど一部品目以外の野生きのこ類については、現在も出荷制限が継続されています。
 (詳しい出荷制限状況については下記リンクよりご覧ください。) 青森県林政課「野生きのこ類の出荷制限について」
 出荷制限が継続中の品目については、引き続き採取・販売・喫食しないようにしてください。
 県では引き続き、これら4市町の野生きのこ類について重点的に検査を実施し、出荷制限の解除を目指すこととしています。

<マダラ>
 平成24年6月19日(本県の検査)及び8月9日(岩手県の検査)に、青森県太平洋海域で漁獲されたマダラから基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、平成24年8月27日付けで国から出荷制限要請が指示されました。
 その後、出荷制限の解除に向けて検査を実施し、その要件を満たしたことから、平成24年10月31日付けで当該出荷制限は解除されています。

Q4.平成24年4月1日から新たな基準値が設定されましたが、どのように変わったのでしょうか?

A.
 より一層、食品の安全と安心を確保するため、それまで国が示していた暫定規制値の5分の1に引き下げられ、原乳を除く農林水産物等の一般食品は1キログラム当たり100ベクレルと定められました。→新基準値

Q5.これまでの調査結果はどうだったのでしょうか?

A.
 これまでの調査結果については、このホームページで検索・閲覧できます。
 また、「安全・安心の取組」のページに過去の結果概要について記載してありますので、そちらもご参照ください。